みなさん、こんにちは。
ECOチームのロデムです。

ろでむ試される大地へ

/この間、実家の北海道へ帰っていました\

今回は前回の予告通り神託の風穴について、
と言ってもダンジョンそのものではなく神託の風穴に出現するモンスターで
お話をしたいと思います。

神託の風穴のモンスターといえば
聞きなれない一風変わった名前が多いのが特徴ですね。
この特徴的な名前はだいたいがアイヌ語になっています。
アイヌ……といえば北海道!
はい、ここで私の帰省が繋がりました!
……というわけで早速モンスター達がどのような意味を持つのか紹介していきたいと思います。 


・マタンキクル、ポロマタンキクル、シポロマタンキクル
 
その名前は『マタンキクル=狩人』を意味します。
また、「ポロ=大きい」、「シ=本当の・大きい」という意味なので、
『「ポロ=大きい」+マタンキクル=大きい狩人』、
『「シ=本当の・大きい」+ポロマタンキクル=本当に大きい狩人』となるようです。
一応ゲーム内の大きさも上の名前通りのようになっています。

・ポポキナ
『「ポポ=赤ちゃん」+「キナ=草、ござ」=赤ちゃん草』
赤ちゃんらしい可愛らしい?モンスターです。

・イルスカニポポ
『「イルスカ=怒る」+「ニ=木」+ポポ=怒る木の赤ちゃん』、
または『イルスカ+「ニポポ=人形」』=怒る人形、
コイツは多分こっちの解釈かと思います。
ニポポっていうとむかーし遊んだ某ファミコンゲームで
ニポポ人形ってあったのを思い出します……難しすぎてクリアできませんでしたが。
でもニポポ人形って書くと意味が人形人形ってなるので違和感バリバリですね。
イルスカニポポ
 

・トイニポポ
『「トイ=土」+ニポポ=土の人形』
ここはニポポで人形という解釈をしています。

・アーカスノンノ
『「アーカス=調べたけどわかりませんでした」+「ノンノ=花」=?の花』
アーカスについては色々調べたのですが正直がわかりませんでした。
モンスターの特徴としては動く花、歩く花みたいな感じなのですが
「動く=シモンモエ」、「歩く=アプカシ」となっていました。
近いのは歩く花でアプカシノンノといったところでしょうか?
ただ、アイヌ語も方言があり一言ではアイヌ語とは言えるものの
方言によってそのアイヌ語⇔日本語が異なる場合もあるようです。
関西弁と一言で言っても実際の内訳は色々あるといったところでしょうか。

・ポロヌプリ
『「ポロ=大きい」+「ヌプリ=山」=大きい山』
名前は大きい山ですが……このモンスターは何だろう?
ゴーレム? 色合いは違いますが大根っぽくも見えます。
ポロヌプリ
 

・フレハラム、ポロフレハラム
『「フレ=赤い」+「ハラム=トカゲ」=赤いトカゲ』
『ポロ+フレ+ハラム=大きい赤いトカゲ』
見たまんまですねこれ。

・ホブニキキリ
『「ホブニ=飛ぶ、起きる」+「キキリ=虫」=飛ぶ虫』
巨大なトンボっぽい何か。
古生代石炭紀末期に生息していたメガネウラが近いのかな。

・ホブニウェンペ
『ホブニ+「ウェンペ=悪い人、愚かな人」=飛ぶ悪い人』
なんか邪悪っぽい空飛ぶ仮面。

・スルクオッケ
『「スルク=毒」+「オッケ=~を突き刺す」=毒を突き刺す』
毒を突き刺すからサソリなんですね。

・スルクカルシ
『スルク+「カルシ=キノコ」=毒キノコ』
そのまま毒キノコですね。
某有名アクションでは残機が一つ増えそうな色なんですけども。
スルクカルシ
 

・シウニンミノー、ポンシウニンミノー
『「シウニン=青い、緑、草色」+ミノー=緑色のミノー』
『「ポン=小さい」+シウニンミノー=小さい緑色のミノー』
ミノーはそのままモンスター名のミノーですね。
ミノーという名前は恐らくギリシャ神話で有名な
牛頭人身のモンスター「ミノタウロス」からきていますね。
ミノタウロスについては機会があればお話したいと思います。

・プユニタルパ
『「プユニ=穴のある場所」+タルパ=穴のある場所のタルパ』
タルパはそのままモンスター名のタルパですね。
タルパという名前はモグラ科の英語であるTalpidaeから取られていると思われます。

・レラカムイ
『「レラ=風」+「カムイ=神」=風の神』
マリオネット・フウジンと似たデザインのボスですね。
レラカムイ
 

以上で全部のモンスターを解説できたと思います。
いつも通りの長さですが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回はタイタニア、ドミニオン、DEM種族の語源についてお話したいと思います。
それでは失礼致します。