みなさん、こんにちは。
ECOチームのロデムです。

ロデムアンデッド城へ


意外と早く出番が回ってきた第二回ですが、
今回は前回以上にマニアックなお話になります。

では今回は、最近アンデッド城出身のアルマちゃんが増えてきたので、
アンデッドについてお話したいと思います。

まずは彼女たちに会いに行ってみましょう。 


アンデッドに囲まれる

……痛いです。 あと、一般的にこれを可愛いとはあまり言えない気がします。

アルマ三人(前編)

希望としてはこのような状況が好ましいのですが。

さて、まずよくある言葉の間違いでアンデットというものを聞きますが、
これは間違いです。

アンデッドは英語でのつづりはUndeadとなっています。
つまりUn-Deadという言葉の組み合わせで直訳すると「不死」、
意訳するのであれば「生きる死者」、「不死者」といったところでしょうか。
なのでデットだとそもそも死んでいるを意味するDeadにならないので、
おかしいということになりますね。

では、続いてよく聞くアンデッドについてちょっとずつ説明していきます。
じっくり説明するととてつもない長文になるのでできるだけ短く説明しますが、
それでも結構な長文になりますので、覚悟を決めた方はどうぞ読み進めてください。



・ゾンビ(リヴィングデッド)
極めて代表的なアンデッドですが、ECOにはいないような気がします。
でも実際はリヴィングデッドがゾンビに該当するモンスターです。
ゾンビは元々西アフリカやハイチの民間信仰である
ブードゥー教の呪術により発生する生ける死体とされていますが、
どうやらその正体は人を次々襲い仲間を増やす化け物とかではなく、
とある方法を用いてその思考を破壊した生きた人というものだそうです。(諸説あります)
また、語源は神様の名前であり、転じて不思議なもの全般を指していたそうです。
さて、今現在一般的なゾンビのイメージにある、気持ち悪い外見、遅い動き、
倒れないタフネス、ゾンビが生者に傷を負わせることによるゾンビ化などは
20世紀の映画などにより定着したものだったりします。
ECOにはリヴィングデッドと同じタイプにイヴィルデッドというモンスターがいますが、
これは某超有名スプラッター映画の原題も同じだったと記憶しています。
Evil=邪悪な、Dead=死んだ、死者、なのでそのまんま邪悪な死者と解釈すべきですね。

・ルブナン
これもリヴィングデッドと同じタイプのモンスターにいますが、
こちらはよく聞く名前としてはレブナントという名前の方がまだメジャーかもしれません。
ECOには他にもレヴァナントというもっと近い名前で
ドミニオン世界に出現するアンデッドもいますね。
レブナントの語源はフランス語のルヴニール(=戻ること)からきてるようです。
こちらは西ヨーロッパ周辺で誕生したアンデッドで、
復讐目的や魔術などにより復活した存在のようです。
ゾンビと比べると生前と同様の知識、技術、破壊や復讐などの目的などを備えており、
ゾンビよりもはるかに危険なアンデッドとなっています。
詳細な説明は省かせていただきますが、
細部は違うものの中国の有名アンデッドも分類的にはレブナントが近いかもしれません。
※最近のゾンビゲームや映画みたいに元気に全力ダッシュしたり武器を使ったりするのは
こっちの方が近いかもしれませんね。

・グール
グールは元をたどるとアラビア語の災難などを意味するアルグールというのが語源となっており、
アラビア伝承に登場する人や死体を食べる悪魔のようです。
つまり元はアンデッドではないということです。
そこから超有名TRPGなどによりアンデッドとされ、
以降、アンデッドモンスターとして有名になったようですね。
また、ガストというアンデッドも同類としているようですが、
こちらは調べてみましたが伝承、神話などが見当たらなかったので、
恐らく前述した超有名TRPGによる創作モンスターと考えられます。

・ワイト
ワイトはジャンル的には恐らくゾンビの一種なのですが、
邪悪な霊が死者に乗り移ったものを指すことが多いようです。
また、邪悪な霊が元になっているので超常的な力を持っていることも多いようです。

さて、ここまでゾンビっぽい連中を中心に書かせていただきましたが、
もうすでに相当長いですね!
これでも相当説明をはしょったのですが……。
さすがに長いので今回は前半として、後半はそれ以外のアンデッドを紹介したいと思います。

ここまでの長文、最後まで読んでいただきありがとうございます。
できるだけ早く続きを書きたいと思います。
それでは失礼致します。