こんにちは、ロデムの部屋……ではなく
ロデムPediaのお時間です。

今回のお題は~ステラちゃんです!
ステラ・ロア
/おお、ヒロイン力高そう\
さて、色々な伝説などから創造されたロアの皆さんですが、
ステラのみ元がよくわからないという声を聞いたことがあります。
(実際アンケートはステラの圧勝でしたし……)

というわけで元ネタ解説の前に、
間違ってたら怖いのでちゃんと
ヘッドロック社さんに確認を取ってきました。

ステラちゃんの元にあるお話はECO内部におけるお話の
「思い出星」ではあるのですが、
そのキャラのベースになっているお話があります。
それはグリム童話に収録されている非常に短いお話で、
153番目の「星の銀貨」というお話です。
グリム童話の初版では83番目の「貧しい女の子」という名前で収録されていたようです。

聞いたことがない方も多そうですので、
そのお話を簡単に紹介します。

昔、小さく貧しい女の子がいました。
その女の子のお父さんとお母さんはすでに亡くなっていませんでした。
女の子には住む家もなく、もちろん寝る場所もありません。
女の子の持ち物は親切な人からもらった一切れのパンと
着ている服のみでした。
しかし、女の子はとても良い心の持ち主で信心深い子でした。
女の子が道を歩いているとお腹をすかした貧しい男に会いました。
男は何か食べ物をくれと頼み、
女の子は迷うことなくパンを渡しました。
それからさらに歩いていくと凍える子供に出会います。
女の子はその子供に帽子を脱いで与えました。
また歩き出すとまた凍える子供と出会います。
女の子は胴着をその子供に与えました。
さらに歩くと別の凍える子供がやってきてスカートを与えました。
その女の子はしまいに森にやってきました。
あたりはすでに暗くなっていました。
するとまた一人凍える子供がやってきます。
すると女の子はどうせ暗い夜だし肌着をあげても構わないと考え、
最後に残った肌着を与えてしまいます。
やがて、着るものも食べるものも失った女の子の元に
星がいくつも降ってきました。
それは女の子の行いを神様がほめたためでした。
降ってきた星は銀貨となり、いつの間にか女の子は上等な服を着ていました。
女の子は銀貨を拾い集め、生涯幸せな毎日をおくりました。

だいたいこんな感じです。
多少宗教色のあるお話ではありますが、
割とわかりやすいストレートな幸せになっています。
グリム童話はアンデルセンなどの童話作品と比べてみると、
善行に対して最終的には死後報われる、救いがある
というようなパターンは少ないように見られます。
どちらかというと善行をした人や悪人に騙された良い人は
その人が生きている間に生活環境、自身の状態、経済状況などが
良くなるような形が多いようです。
まぁ私もどうせ救いがあるのであれば
死後よりも生きている間に救いがあるお話の方が好きです。

ちなみになんとか童話と言われてもピンと来ないかもしれませんので
少しだけ有名な収録作品を挙げさせていただきますと、
アンデルセン童話であれば、
・人魚姫(某リトルなんとかのように幸せな結末ではないです)
・裸の王様
・マッチ売りの少女
などが挙げられますね。

グリム童話であれば、
・シンデレラ(灰かぶり)
・ブレーメンの音楽隊
・赤ずきん
などですね。
なんとなく上記あたりであればなんとなく結末を知っているのではないでしょうか。

さて、簡単なグリム童話と星の銀貨の紹介をさせていただきました。
最後に、本当は怖い~~というやつが童話集のネタにあると思いますが、
実際グリム童話は最初は怖い作品も結構あったようです。
なぜかというと編纂者であるグリム兄弟が口伝と文献から話を収集して、
掲載した話が比較的口承のままの形を保っていたことにより、
粗野な文章や、内容や表現が子ども向きでない話、
飾り気がなくて面白くないものなどが色々あった為です。
上記のような指摘も多くあった為、
徐々にグリム童話全体的に風景や心理の描写を追加、
会話の増量、残酷な描写及び性的な部分は削除され
あまり適切ではないいくつかの作品はそもそも削除されて
口承文芸による童話集というものから、
グリム兄弟の創作童話へとなっていき現在のグリム童話に至ったようです。
削除されたお話などに興味がある方は調べてみても良いかもしれません。
割とすぐ出てきます。
個人的に削除作品の「青ひげ」と「人ごろし城」など似通った話における
「見るなのタブー」系は世界各国の神話などにも沢山あって好きですが。

ステラとロデム
/あっ、私写ってない……!\

さて、ここまでステラとその元のお話について書かせていただきました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
元のお話である童話集というのは子供が見るものという感じはあるかもしれませんが、
改めて大人になってから読むとまた違った感想を持つかもしれません。
そもそも某夢のお姫様たちの元はだいたい
この童話集に出てきている女性だったりします。
中々興味深いファンタジーでもあったりするので、
一度も見たことないなーという方は目を通しても良いかもしれません。

それでは、次回は12月で今年最後の記事かもしれませんが、
またしばらくの間お待ちください。
それでは失礼致します。