俺のターン!
二週続けてのロデムPedia!
この効果が発動した場合、ロデムの体力を生贄に捧げて記事が仕上がる!
はい、なんかよくわからないテンションです。
とりあえずこのままでは神魔の記事予約が自分の中にどんどん蓄積していくので、頑張って書いていきたいと思います!
というわけで今回はワルキューレについての記事を書こうと思います。
いいですよねーワルキューレ。
あのドSっぽさがたまりません。
/ほくそ笑むワルキューレ\
では、早速ドS……じゃなくてワルキューレについて解説していきたいと思います。
まず、ワルキューレとは北欧神話に登場する女神たちであり、特定の人物を指していません。
ワルキューレという名前はクラシック音楽や名作レトロゲームでも有名かと思います。
パズドラコラボでECOに出張してきもらっているヴァルキリーさんもワルキューレと同一の存在であります。
具体的にいうと、言語がちがうだけです。
ワルキューレは日本語的な名前で、元はドイツ語のヴァルキューレに由来していると考えられています。
さらに原語である古ノルド語では単数形がヴァルキュリヤ、複数形がヴァルキュリユルとなります。
そして英語での呼び方をヴァルキリーと呼びます。
では、彼女たちがどういう存在なのかというと、北欧神話の主神オーディンの命を受け、天馬に騎乗し戦場を駆け巡り人々の死の色を見て取って勝敗を定めるといい、その騎乗している天馬はいち早く戦場へ駆けつける為のものだと言います。
そして戦死した勇士などを選びだして、天にある宮殿ヴァルハラに迎え入れるという仕事をする女神ということです。
この勇士たちはエインヘリャルと呼ばれ、北欧神話の終焉であるラグナロクでの戦いに備えて、延々と訓練や模擬戦などに励み続けるという存在となります。
ものすごくストレートな表現をするならば死神みたいなものです。
まぁどうせ死神が迎えにくるなら美女の方が良い、ということなのでしょうか。
その描写は鎧兜を身に着けた美しい乙女と描写されています。
日本のRPGや本などのお話でもその描写はほぼ不動のようです。
勇ましい女戦士に惹かれる人は昔も今も変わらないのかもしれません。
また、戦の趨勢を織物を織ることにより決めていたとあります。
人によっては彼女たちに「くっ、殺せ!」とか言って欲しいかもしれませんが、実際のところはどっちかというと「ねえ、死んでくれる?」みたいな感じなんじゃないでしょうか。
/素敵な笑顔で怖いことを言ってきます\
他、所持するものの中に白鳥の羽衣を所持し(天女伝説か!)
それを使うことにより白鳥に変身して戦場に向かうこともあったようです。
エッダ(古代北欧歌謡集)つまり北欧神話の書かれた文集には、
男にこの羽衣を奪われるという描写(だから天女伝説かよ!)もあります。
そして、ワルキューレは本来9人とされていますが、伝承によって数が増えたり減ったりと曖昧です。
彼女たちはかの有名なワーグナーの歌劇「ニーベルンゲンの指環」においてはオーディンの娘とされておりますが、実際はそういうわけではなく巨人族や人間の王女など出自も様々だったりします。
その為か、時々オーディンの決定に逆らう者もいたとされています。
彼女たちは役割柄、英雄の守護者として共に戦場を駆け巡ることもあり、その加護を得ることができれば戦いに負けることはないので、本来死ぬはずであった英雄が生き残ることもあります。
戦場を駆け巡る勇ましくも美しい女神と英雄による恋愛はとても美しい絵になりますが、同時にその行動はオーディンの決定への反逆となり、許される物ではなくそのほとんどは悲劇的な運命をたどります。
中世ヨーロッパには悲劇的なお話も多く当時の人達のウケがよかったのかもしれません。
ちなみにワルキューレの意外と知られていない仕事として、エインヘリャルの選定や導き以外に、エインヘリャルやオーディンへの給仕といった仕事もあったりします。
正直想像できませんね……。
さて、ここまでワルキューレという存在についてお話させていただきましたが、ワルキューレは基本的に名前がついています。
その存在自体が戦運が神格化した存在らしく、戦に関わる言葉の名前であることが多いようです。
いくつか他のゲームなどにも出ているワルキューレの皆さんを紹介すると、様々な作品にも登場する名前の筆頭ともいえる「ブリュンヒルデ」が最も有名です。
先述した死すべき英雄シグルズを助けた悲劇のワルキューレでもあります。
他にもラグナロクオンラインでも登場する「ランドグリーズ」、「スケッギォルド」、「スケグル」
ECOのワルキューレが所持するスキル名でもある「レギンレイブ」、
某戦闘機ゲーの有名シリーズ5作目に出てきた部隊名「ラーズグリーズ」、などがいるようです。
また、先に書かせていただいた歌劇「ニーベルンゲンの指環」に名前のあるワルキューレの名前も
色々なゲームなどに登場しています。
大型モンスターを狩る某有名ゲームのガ○ランスにある「オルトリンデ」や、最近のガ○ダムにも出てきた「グリムゲルデ」、超硬派ロボゲー、アー○ード・コ○の初代にいたランカー2位の「ロスヴァイセ」など、ワルキューレと思われる名前がつけられています。
やはり使いやすくてかっこよいからか実に様々なものに登場していますねー。
個別のエピソードについては、わかりにくいものもあるのと、書き始めると大変なことになるので、
ここでは省かせていただきます。
非常に長くなってきておりますが、終わる前に一つちょっとした小ネタをお話させていただきます。
北欧方面で見られるとても美しい自然現象であるオーロラですが、北欧神話においてあれは夜空を駆けるワルキューレ達の甲冑の輝きであるとされています。
とてもロマンティックなネタではあるのですが、北欧においてオーロラは死者の世界と生者の世界が結びついていると信じている人もいたそうで、死を象徴する面も持つワルキューレのことを考えると納得できる考えかもしれません。
さて、今回もいつものような長文で申し訳ございません。
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
やっぱりいいですよねーワルキューレ。
私自身、学生時代のときにはヴァ○キリー○ロファイルや、
最近でもオー○ィン○フィア○イヴスラシルといったような名作にハマったりしています。
北欧系世界観のファンタジーはたまらないですね。
北欧神話について語り出すとまたなんか大変なことになるのでひとまずここで筆をおきたいと思います。
次回は生放送アンケートの結果を書くと思います。
ちなみに今回軽く伏せつつでてきたゲームが好きな人は私と美味しいお酒が飲める気がします。
それでは、最後は浄化されつつ、失礼いたします。
/あぁ~浄化されるぅ~\