秘密の言葉について知りたいのか?
秘密の言葉をゲーム内で入力するとなロアの個人的な話が聞けるのだそうだよ。
秘密の言葉がどこにあるか、だと?
秘密の言葉は2つ。
「このページ内のどこか」と
「メールマガジン」だ。
せいぜい眼を皿のようにして探すことだな。
新しい知識を教えてくれる人を捜しているというミリアムの願いを叶えるため、受付嬢のもとを訪ねる冒険者。そこで、ロアの話を聞くミリアムは、ロアという存在について考える。果たして、ロアとは何なのか……。
- しばらくして王国は錬金術師が残した黄金でわずかに栄えましたが、そう長くは続かず没落して滅んでしまいました。おしまい♪12/12
- それから錬金術師の弟子たちは続々と戻ってくるようになりました。ただ、誰一人と「黄金を作ろうとしていた気持ち」を覚えているものはいませんでした。きっと賢者の石の材料は弟子たちから集めた気持ちだったのだろうと誰かが噂をしました。11/12
- 「そんなに欲しいというのであれば金などくれてやる」追い詰められた錬金術師は手にした賢者の石を飲み込むと自身の身体を黄金に変えてしまいました。10/12
- 噂が大きくなり、また金を欲した王国は、天才錬金術師の屋敷を訪れ、「虚偽を流布した」という名目で天才錬金術師を追い詰め石と技術を没収しようとしたのです。9/12
- あるものは研究に没頭しているから帰らないのだと言い、あるものは錬金術師が賢者の石の材料に人間を使っているのだと言いました。また、賢者の石なんてものは嘘で誰も金など生み出せないとさえ言われました。8/12
- しかし、その錬金術師の弟子になったものは、誰一人と帰らなかったのです。7/12
- 天才錬金術師は「賢者の石」と呼ばれる、金を作るために必要な道具を作り出す理論を生み出したと言うのです。噂は噂を呼び、たくさんの貴族の子女たちが天才錬金術師の元を訪れ、弟子になりました。6/12
- 天才錬金術師は国のために街外れで日夜研究に没頭する好奇心旺盛な若者でした。人造人間を作り出し、日がな連れ歩いては人々を驚かせていたのです。5/12
- でも、いつまで経っても金を作れる者は現れません。そんな折、天才錬金術師の噂が流れ始めました。4/12
- ある王国は金を生み出せたものに褒美を授けると言いました。人々は競うように、石を金へ変えるため、錬金術師になりました。3/12
- 中でもその強さの象徴は黄金でした。金を多く持つ者はその分えらくなれました。2/12
- むかーしむかし、そのまた昔。世界にはなんと魔法が存在しませんでした。世界は武力と権力と富で動いていたのです。1/12